大陸時計の螺旋


僕は恋をしている。
相手は隣国の皇帝陛下だ。王妃様を亡くされて早三年。後宮には週に一度お出かけになるのだとか。そんな侍女達の噂話を、影から聞いて喜んでいるくらいには恋をしている。
アルアキア帝国皇帝陛下は、僕の国でも人気が高い。
――絶賛戦争中の敵国のTOPだというのに。
皇帝陛下は御歳二十七歳、切れ長の黒い目をした青年だ。美青年だ。重要だから繰り返すが、絶世の美貌の持ち主だ。男前なのだ。僕は、王妃様の葬儀の時に、ただ一度だけ話しをしたことがある。お悔やみ申し上げます、と。戦争が始まったのはその半年後だった。
ちなみに僕は、ミスルナ王国の第二王子だ。
だからよく国境に行って、直接指揮している皇帝陛下と剣を交える。
戦争の原因は、僕の国だ。
父王陛下が、クーデターを起こした民衆と、僕の兄である第一王子を制圧した。
クーデターが起きたのは、父が重い税を課したからだ。
何百万人も虐殺された。兄は、現在帝国に亡命している。
誰がどこからどう見ても父が悪い。多分。何せ父はその貪り取った税金で酒池肉林を繰り広げているのだから。そして兵士と僕が戦争の前面に送り出される。
適度なところで僕が降伏して処刑されればいいのだろうが、そうなると僕の部下もただではすまなくなる。だから落としどころを探している毎日だ。
これで兄と仲が良かったら別だったのだろうが、僕と兄は犬猿の仲だった。
どちらが王位を継ぐか、幼い頃から競争させられてきたのだ。
そして兄もまた皇帝陛下に惚れているのだという噂話が入ってくる。
ちなみに皇帝陛下からは、僕宛に手紙が来た――人質を殺す準備は整っている、降伏しろ。
人生が詰んでいるというのは、こういう事を言うのではないだろうか。
なんだか僕は疲れてしまった。
恋に疲れるのであれば大歓迎だったのだが、人生に疲れてしまった。
毎日毎日体が重い。
安眠なんていつからしていないのか分からない。

「ルイス殿下敵襲です」
「第三師団を展開、潜ませていた第五師団に迎撃準備を」

反射的に指示を出し、僕は立ち上がった。
窓辺まで歩み寄って、硝子に手で触れる。
父譲りの金髪と同色の瞳が、映っている気がした。僅かに赤が差している僕の髪は、ミスルナの王族に多い色彩だ。だけど混じりけのない金髪をしている兄の方が、綺麗だ。国民は皆、兄が好きだ。僕のことは王位簒奪を狙う邪魔者あるいは父の傀儡だと噂しているという。直接僕の耳にその噂を入れて、間諜は何がしたかったのだろうか。別に罪に問いはしなかったが。
マントを羽織り直し部屋を出る。
そこに並ぶ将軍達に、作戦案を出して貰いながら、僕は笑う。

「アルアキアなど敵ではない。蹴散らせるのだ」

本当はそんなこと微塵も思っていなかった。僕は今日も笑いながら部下達に死にに逝くように命じるのだ。僕を恨んで死ねばいい。
どうせ僕には、彼らを救うことなど出来はしないのだ。
もう今すぐにでも、いざというときのための毒薬を飲んで、死んでしまいたかった。
この場から消えていなくなりたい。
人の命の重さに堪えられない。
だがここで死ぬのがどれほど自分勝手なことなのかを、僕は知っているつもりだ。

「出陣する」

そう宣言して、僕は外へと向かった。今日こそ適度なところで討ち取られようか。
どのように討ち取られるのが良いか。
考え事をしながら馬を駆り、先頭を目指す。
自画自賛するが、僕はちょっと腕が立つ。
だから簡単に討ち取られるのは、どうしても不自然なのだ。
決して自殺だと気づかれぬように、討ち死にしなければならないのだ。これがなかなか骨が折れる。下手をして、人質になることも避けなければならない。あっさりと処刑してもらえるのであれば投降する気も起きるが、おそらくは、拷問にかけられる。
ミスルナ王国には、”勇者の遺物”と呼ばれる秘宝があり、その在処は王族しか知らないから、その情報を探られるはずなのだ。兄が生かされているのもそれが理由の一つだろう。それとも戦争終了後に、本当に兄に王位を譲り渡すつもりが皇帝陛下にはあるのだろうか。僕は併合されると思う。遺物についての教育は、王族一人一人が違うものを受ける。国王にならなければ全貌を知ることは決してない。王位につく時に、他の王位継承者をかしずかせて話させるという趣味の悪い儀式があるのだ。
僕には男兄弟は兄しかおらず、王位継承権は男にしかない。
要するに兄からすでに情報を得ているのだとすれば、僕の口から残りの話を聞き出せば、情報収集は完了するのだ。だが僕は、いくら恋をしていたって、こればっかりは話をする気にはならない。だからやはり生きて捕まることは回避したい。

そんなことを考えていた時、真横の茂みから襲撃を受けた。

驚いて回避して向き直ると、そこには皇帝陛下その人の姿があった。
見間違えることはないだろう。
この世にこれほど綺麗な顔をした人間が二人もいるとは思えない。
「ミスルナの第二王子だな?」
僕のことを覚えていた。その事実に、そんな場合ではないのに僕の恋心は盛り上がった。
「聞きたいことがある、剣を収めろ」
「生憎だが、僕には貴方に話をすることは何もない」
別に愛の告白などをしてみたって良いのかもしれない。だが、僕は一応、直接手にかかる時のことを想定して、いくつかの言葉を考えていたから、そちらを告げた方が良いだろう。簡単に言ってしまえばどれも、怒らせてその場で致命傷を受けるという流れだ。
その時、周囲が静まりかえったことに気がついた。
帝国軍も僕の部下達も、僕らの周囲を取り囲んだまま、沈黙したのだ。
そりゃあTOP同士が話を始めたら、空気を読んで口を閉ざしもするか。
「≪大陸時計の螺旋≫の在処を知っているな?」
きた。やはりきた。”勇者の遺物”の話だ。
勿論、当然僕はその在処を知っている。
なぜならば、ミスルナが王国たる所以は、元をたどれば螺旋の管理人だった事だからだ。
現在も国は管理をしている。
その管理をしている場所にはいることが出来るのが、王族だけだから王家は尊重されている。王族にのみ伝わる学問で、概念しか知らないが、この世界には”重力”というものが存在するのだという。≪大陸時計≫は”反重力装置”なのだという。何でも悠久に近い時の流れの合間に、空――”宇宙”という場所から、星が降ってくるのだという。”隕石”というそうだ。それは大変巨大なものだそうで、”大洪水”を引き起こすことになるから、それを阻止するために≪大陸時計≫が必要らしい。しかしこの時計は武器にもなるそうで、一度使われると部品に解体されて、その時々の国々に”勇者の遺物”として祀られることになっているのだという。所々の用語は僕も特別に習ったが、それさえ抜けば、『空から巨大な星が降ってくる降水記』というお伽噺になっていて、この大陸のほとんどの子供ですら知っているはずだ。
「生憎お伽噺に興味はないんだ」
嘯き僕は剣を構えなおした。皇帝陛下が相手ならば、隙を見せれば、首をスパンと切ってもらえそうだ。問題は隙の見せ方だ。
「星が迫っている」
「世迷い事を」
「話を聞け」
真剣な瞳で言われて、僕は溜息を零しそうになった。それは、あるいは事実なのかもしれない。帝国には、星の襲来を伝える遺物が備わっていると聞いたことがある。だが、だからといって僕にどうしろと言うのだろう。
「本来であれば戦争などしている場合ではないんだ。今は大陸が一丸となって驚異から民草を守るべき時だ」
皇帝陛下の言葉が事実なのだとすれば、きっとそうなのだろう。
今の僕の国の状態じゃ、父王陛下が、そんな話を聞くとも思えないから、ここで交渉されるのも当然のことなのかもしれない。
それでも僕は何も答えずにその場にいたのだが、ついに僕の部下達にも動揺が走ったのが伝わってきた。
「ルイス殿下、貴方の選択次第で、大陸が沈むか否かが決まる」
そんな風に僕に責任転嫁されても困るというものだ。
ただ――正直な話、それでも良いのではないかなんて、ちょっとだけ思ってしまった。国民に、大陸に住む全ての人々に対して、自分は最低だと謝りたくなったが、同時に楽になってしまいたかったのだ。

鈍い音がしたのはその時のことだった。背後から僕は自軍の誰かに殴られて、気を失ったのだった。


目を覚ますと僕は、豪奢な寝台の上にいた。
ズキリと鈍く痛む頭を抑えようと手で触れると、手首にはまる黒く頑丈な腕輪が目に入った。

「目が覚めたか」

響いてきた声に顔を上げると、そこには皇帝陛下が立っていた。そうか僕はついに捕虜になってしまったのかと、絶望した。だが思いの外落胆しなかったから、とっくに絶望はしていたんだなと気がついた。

「安心しろ、殺しはしない」

むしろすぐさま、なるべく楽に殺して欲しいと僕は思う。だが、そんなことを口にするわけにはいかない。僕に出来ることは、黙秘くらいのものだが。

「”螺旋”の場所さえ教えてくれたら、酷くはしない」
「酷くして頂いて結構だ。話せることは何もない」
「血を見るのは趣味ではないのだがな」
「痛みごときに僕が屈すると思っているのであれば愚かだな」

嗚呼、こんな時だというのに、煽る言葉しか思いつかない。しかし弱気に命乞いしたなんて噂されては困るのだ。これでも一応僕は武勇を馳せた王子として死を迎えたい。どうせ拷問が避けられないのであれば、適当に強気な発言をしておいたって別に良いだろう。きっとこの部屋だって使用人や家臣連中が監視しているのだろうから、粋がっていただの強がっていただのという噂が漏れるだろうし、それが転じて、最後まで気丈だったという伝説に繋がるかもしれない。

「確かに痛みには強そうだな」

皇帝陛下がそう言うと、僕の頬に触れた。何事だろうかと思っていると、その箇所がひりひりしていることに気がついた。殴られて馬から落ちた時にすりむいたのだろう。

「だが、綺麗な顔をしているのだから、体はもう少し大切にしたらどうだ」

大陸一綺麗な人間に言われた。嫌味である。確かに僕もそれなりに容姿を褒められることはあるが、これは嫌味にしか思えない。もやもやとそんなことを考えていると、皇帝陛下が寝台の上に乗ってきた。訳が分からず首を傾げる。

「お前の兄は大層快楽に弱かったからな、もとより痛めつけて聞き出すつもりはない」
「――は?」

その言葉を理解する前に、僕は陰茎を皇帝陛下に、口で含まれた。
呆気にとられて呆然としている内に、なまめかしく舌が動き始めた。
我に返ってみれば、僕は全裸でいたのだ。てっきり手当のためだと思っていたのだが。
そのまましばしの間、念入りに陰茎を舐められた。

「あ……ああっ、う……ッ」

ついに声を漏らしてしまったのは、側にあった時計で見る限り、二時間が経過した時のことだった。出せそうで出せない、そんな刺激をずっと与え続けられていた。

「まだ話す気にはならないか?」

口を離すと、根元をギュッと握って皇帝陛下が言った。
「や、止めろ……止めてくれ、も、もう、う」
必死で手の拘束を外そうとしたが、動きもしない。ただ手錠の鎖が音をたてるだけだった。
再度口に含まれ、ねっとりとした舌先で鈴口を嬲られる。
「ンあ」
大きく口を開けて何度も息をした。そのたびに声が漏れてしまう。

改めて言うが、一応僕は、皇帝陛下のことが好きなのだ。

だがこんな事態は予想外すぎた。何せただの懸想で、一目惚れに過ぎなかったからだ。
その相手に口でされている。
動揺で頭が真っ白になった。まさか皇帝陛下は捕虜を捕まえるたびにいちいちこうしているのだろうか? なんという趣味だ。
「まだ言う気にならないのか?」
「っ……」
「しかたないな」
なにがしかたないというのかと首をひねろうとした時だった。
「うああああっ」
巨大な熱を後ろにあてがわれ、突き入れられた。
痛みに身が竦む。
「ひっ、ぅ……ああ、ああっ」
「まだ話す気にならないか?」
「言えるわけが――……ンあああああ!!」
そのままガンガンと腰を打ち付けられて、僕は結局情けなく泣いた。泣かないで堪えるなんて言う決意は、その日の内に脆くも崩れ去ったわけだった。

それから一週間、昼夜問わず、無理に中を暴かれた。僕は強姦されたのだ。

そして。
「え……ぁ……」
今日も無理矢理突き入れられるのだとばかり思っていたら、ぬめる液体をまとった指が一本だけ中へと入ってきた。ゆるゆると抜き差しされて困惑する。
「っ!!」
それが折り曲げられた瞬間、僕は目を見開いた。
「あああ!!」
刺激された箇所から電流が走るように、快楽が押し寄せてくる。
「あ、あっ、うあ、ああ、嫌だ」
「ここが好きなんだろう?」
「うぁあああ」
指が増え、2本の先端でおされるたびに、僕は射精しそうになって目を見開いた。
涙がこみ上げてくる。
視界がグラグラとした。

「う、っ、うあ、ああ……あ、あ、も、もう」

それから――もう数時間、ずっと指でほぐされている。
体がドロドロに蕩けてしまった感覚がした。熱い、熱くて訳が分からなくなってくる。
快楽に震えたからだが自身の統制権を外れてしまったようで、腰が勝手に動いた。
激しくついてぐちゃぐちゃにして欲しかった。
なのに指の動きは緩慢で、ゆっくりとゆっくりと僕の内部を嬲る。
「ンあ、あ、ハ」
「お前は……色っぽいな」
「っ」
ふざけるなと言いたかった。けれど何か言おうとすれば、嬌声がさらにもれそうになる。
それでも何とかこらえていたが、結局限界は来た。

「やぁああ、あ、も、もうイく、イっ」
「好きに出せ」
「あああああああああああああ――――!!」

これまでの経験の中で、最も気持ちの良い瞬間だった。

以来、ならされては挿入される日々が続いた。もう僕は訳が分からなくなりつつあった。
その内に鞭で打たれたり、目隠しをされたりと、変な方向に進んでいった。
皇帝陛下の趣味は、もう変態だとしか言えないと理解していた。

「ひっ、嫌だっ、そんな――――!!」

今は、細長い棒が、僕の陰茎の先端に当てられた。
指でつつくようにされながら、それが入ってくる。
「あああ、あ、あ」
「まだ言う気にならないか? そろそろ時間がないんだ」
「ぐっ」
耳元で囁かれながら、僕は小瓶から何かの液体を飲まされた。
瞬間全身が熱くなって、訳が分からなくなった。理性が飛んだ。
次に気がついた時、僕は目を見開いて泣いていた。
「ッ――――、あ――――っ、げほ」
息苦しくて何度も咳き込みながら、僕は無我夢中で皇帝陛下の陰茎を口に含んでいた。
喉の奥で、熱い感触が散った気がした。
果てたくて果てたくて仕方がないと思って、そして視線を動かせば、僕の根本は拘束されていた。
「やだ、嫌だ、イかせてくれ――――!!」
「ならば言え」
「できなッ――!! ンあ――――!!」
そのまま三日間、僕は前を拘束されたまま転がされた。
もう気が狂ってしまいそうだった。
ただ思った。やっぱり皇帝陛下への恋心など、幻想だったのだろうと。

気づくと解放されていた僕は、ぐったりと寝台に体を預けて、そのまま天井を眺めていた。
討ち死にするのと、犯し殺されるのはどちらがましなのか。
どっちもどっちだ。
さっさと”螺旋”の場所を言ってしまいたい衝動に駆られた。だが、それはできないのだ。何故出来ないかというと……螺旋は、王族の心臓に入っているのだ。僕が知っているのは、兄の心臓に螺旋が入っているからだ。当然当人には誰も告げない。螺旋を取り出して≪大陸時計≫を起動させると言うことは、兄を殺して心臓から螺旋を取り出すと言うことになる。殺さずに取り出せる方法があるとは、少なくとも僕の国には伝わっていない。
兄弟仲も悪いのだし、言ってしまえばいいのかもしれないが、そう言うわけにもいかないだろう。何せ兄が死んだら、誰も国を継ぐ者がいなくなってしまう。
僕が王位を継ぐことを望んでいる国民なんてほとんどいないのだし。
僕と兄が逆なら上手くいっていたと思うのだ。
死にたい僕が自分の心臓を献上すれば終わった。

「どうして僕は生きているんだろう……死にたい」

気づくとポツリと呟いていた。涙が横に垂れた。
その瞬間、バサリと音がしたから息を飲んだ。
反射的に視線を向けると、そこでは皇帝陛下が花束を取り落としていた。

「……――今、なんて?」
「別に何も」
「……」

歩み寄ってきた皇帝陛下は、何故なのか僕を抱き起こした。力の入らない体で、その腕に触れてみる。

「そんなことを言うな」
「だから何も――」
「俺のために生きていて欲しい」

何を言われたのか分からないでいると抱きしめられた。思いの外強いぬくもりで、僕は瞠目した。一体どうしたのだろう。何か嫌なことでもあったのだろうか?

「三つ話が合ってきた」
「なんですか?」
「一つ目は、星が通り過ぎた。もう、螺旋は必要ない」

その声に、僕は二度ゆっくりと瞬きをした。

「二つ目は、お前にとっては酷な話だろうが、戦争には帝国が勝利した。お前の父王は処刑させて貰った」
「……そうですか。では、兄が王位を? それとも、帝国領に?」
「殿下に王位を渡した。国民に祝福された王になった」
「そうですか。何故併合しなかったのですか?」

良かったとは思いながらも、純粋に疑問に思って尋ねた。

「交換条件にお前を貰い受けた。三つ目の話だ。俺のものになってくれ」

どういう事だろうかと首をひねるしかない。
「好きになってしまった」
「……え?」
「ずっと気になってはいたんだ。誰よりも的確に戦略を立て、俺の軍に対等に勝負を仕掛けてくるお前のことが。それから、抱いてからは、何故なのか頭から離れない。その暗い瞳を、変えたくなる。いつも絶望した顔をしているのだからな」
「それは、その……」
一体どういう意味なのだろうか?

「政略結婚だと受け取ってもらって良い。今はまだ」
「結婚って……」
「ずっと俺の側にいて欲しい。お前の闇は、俺が癒すから」

そうして。
何がなんだかよく分からなかったが、大陸の危機は回避されたらしく、僕の国は平和になり、僕は皇帝陛下の後宮にはいることになった。
めでたいのかめでたくないのかすらも分からない。

ただ、こんな事があったのだ。その内に僕は消えたいとは思わなくなった。もしかしたらあるいはそれは、一つの恋の集結だったのかもしれない。
僕はその後、改めて皇帝陛下に恋をした。
きっとそれでいいんだろう。