催眠術ごっこ。




「実験に付き合ってくれないか?」

時計の針が三時をさして、鐘の音がした。
僕は窓を開けて、風に髪を乱されながら振り返る。
空気の入れ替えって大切だと思うんだ。

「実験?」

寝台の上にあぐらをかいている、隣の家の、海都(カイト)さんの声に首をひねる。
海都さんは大学生だ。心理学を勉強していると聞いている。
僕の家庭教師の先生でもある。僕が高校三年生になってからは毎日きてもらってるんだ。同じ大学に僕も入りたいんだ。

「とある学者がいるんだ。俺はその理論に興味がある」
「どんな理論なんだ?」
「後催眠暗示」
「ゴサイミンアンジ?」

うまく頭の中で変換できない。すると切れ長の目を細めてくすりと笑われた。
ちょっと見惚れるほど格好良い。同性目に見ても格好良いのだ。最近僕は、海都さんを見ているとドキドキしてしまうことがある。

「わかりやすく言えば催眠術だ」
「催眠術って……そんなのあるの?」
「あると俺は思っている。だから実験したいんだ」
「僕は何をすればいいんだ?」
「俺に催眠術をかけてみて欲しい」
「え」

そんなこと僕にできるのだろうか。うろたえていると、ベッドサイドにおいてあった箱を海都さんが引き寄せた。今日は海都さんの部屋で勉強しているのだ。
箱の蓋が開くと、中には、立方体のガラスと、そこから伸びる銀色の鎖があった。
ちょっと中2心を擽るペンデュラムがそこには入っていたのだ。
手にとってくるくると回す、ダウジングなどで使う代物だ。僕もテレビで見たことがあるから名前くらいは知っていた。
歩み寄ってそれを受け取ると、海都さんがタイマーを手にとった。

「十分間、俺にどんなことをさせたいか、横になって考えてくれ。十分経ったらその振り子を振って俺に暗示をかけてみろ」

そんなことを急に言われても無理だと思った。
ただ、半ば無意識に、海都さんと入れ違うように、僕は素直に横になった。
だいたい本当に催眠術なんて存在するのだろうか?
僕は非科学的なことには懐疑的だ。海都さんもどちらかといえば論理的だと思う。
なのにいきなりどうしたんだろう。
不思議に思っていると、海都さんが俺の頭を撫でた。そうされることがひどく自然なことに思えて、優しい手つきに嬉しくなる。海都さんの手は大きい。
十分はすぐにたった。
アラームが鳴った時僕は飛び起きて、しっかりとペンデュラムを握っていた。
そしてじっと海都さんの黒い瞳を見据える。海都さんの真剣な表情を僕は見ていた。
その後気づけば、僕は吸い寄せられるように、海都さんの唇を見ていた。

「キスしてくれ……」

口走ってからハッとした。
僕は一体何を言っているんだろうか……。
いくら格好良くても、海都さんは同性だ。

「!」

しかしすぐに後頭部に手を回されて、深々と唇を貪られた。
強く舌を吸われて甘噛みされると、僕の肩がピクンと跳ねた。
思わずペンデュラムを取り落とす。

「あ、ハ」

唾液が二人の間に線を引く。それからすぐにまた深く深く口付けられた。
僕の逃げる舌を追い立てるように、口腔を嬲られる。
海都さんのキスはどうしようもなく巧くて、尋常ではなく甘かった。
酸欠でクラクラしながら、必死で彼の厚い胸板をおしかえしてみるのだが、上手くいかない。そ、そうだ。催眠術がかかったままだから悪いのだ。僕は必死で鎖を手繰り寄せて、ブンブンと振り回しながら叫んだ。

「終わり! 終わり終わり終わり!」
「……沙織? お前どうして俺の腕の中にいるんだ?」
「え、あ」
「催眠術がかかっていた間のことは思い出せないんだ。どんな暗示をかけたんだ?」

その言葉に羞恥がこみ上げてきて、僕は俯いた。頬が熱い。
だけど覚えていなくて良かった。覚えられていたら、恥ずかしくて死んでしまうところだった。なんでキスして欲しいなんて言ったんだろう僕……。
胸がドクンドクンと煩い。
その時、時計が3時15分を指した。この部屋の時計は、十五分に一度鳴るのだ。
立ち上がった僕は、コーヒーを勝手に淹れながら、深呼吸をする。そして呟いた。

「は、羽交い締めにしてみろ! って言ったんだよ」
「ふぅん。真正面から抱きついたんだから失敗だな。もう一度だ」
「え」
「今度は質問形式がいいだろうな。何か俺に質問してくれ。普段の俺なら答えないようなことを」

そう口にして再びじっと海都さんが僕を見た。
珈琲を一口飲んでからカップを置き、僕は再び震える手で振り子をとった。
質問……。
僕は一つだけ気になることがあるのだ。海都さんがモテるのは昔から知っている。
だけど最近は恋人がいるという話を聞かない。さっきみたいにキスがあんなに巧かったんだから経験豊富だとは思うが……今は恋人はいるのだろうか? 付き合っていなくても好きな人は? 仮にいたら、催眠術でキスをさせてしまったのは申し訳ない。
一応聞くことにした。ペンデュラムを揺らす。

「好きな人はいるか? いたら、その人の名前!」
「お前のことが好きだ。俺は沙織のことが好きだぞ」
「……え?」

ぽかんとして僕の手は止まった。僕のことが好き? なんだって?

「海都さんは、ホ……ゲ、ゲイなのか?」
「男女両方いける。好きになったら関係ない」
「す、好きって、僕のことを好きって、恋人にしたいって意味で?」
「ああ。ずっと恋人にしたいと思っていた」

その言葉を聞いた瞬間、僕の胸に歓喜が満ちた。
今まで考えてみたこともなかったけれど、海都さんにそう思ってもらえるというのが、至上の幸福に思えてきた。
僕は催眠術を使えるようになって良かったと、心底思った。
とりあえず一回催眠術を解いて、嬉しいと伝えよう。
何せ先ほどの例だと、このやり取りの記憶は抜け落ちてしまうはずなのだから。

「終わり! か、海都さん……!」
「っ、ああ。終わったのか。なんだ?」
「僕のこと恋人として好きなのか??」
「は? 何を馬鹿なことを言っているんだ。そんなわけがないだろう。男同士で。俺は確かに偏見はない方だけどな……流石に高校生を相手に手を出す気にはならない。特に沙織みたいな子供には興味がない」
「え……」
「で、一体どんな質問をしたんだ?」
「それは、その……」

僕は言葉に詰まった。すると海都さんが喉で笑った。
込み上げてくる羞恥と哀しみで複雑な心境になりながら、僕は立ち上がった。
三十分を告げる鐘の音を聞きながら、窓を閉める。もう換気は十分だ。
それから遮光カーテンも閉めた。部屋が一気に暗くなったが、なんとなくこの方が催眠術の雰囲気も出るしいいよね?

「次に、実験に付き合ってもらったお礼に、一つ言うことを聞くぞ。催眠術で命令してくれ」

海都さんの声に僕は拳を握った。
先ほどのキスが頭から抜けず、何度も鮮烈なイメージになって過ってくる。
そうしていたら、その、なんというか、舐められたり、その……後ろの孔に指を入れられるようなイメージが浮かんできた。一人で困惑しつつも、それでも……! 他にもう機会はないだろう! 僕は決意した! ペンデュラムを揺らす。好奇心がないといえば嘘だった。僕は、たぶん恥ずかしいけど快楽に興味があったのだ。

「も、もっと触ってくれ……あ、だ、だからそ、その……舐めたり……も……」
「いいぞ」

そう言うと海都さんが僕の腕を引いて、寝台の上に引っ張り上げた。

「え、えっと」
「……」

動揺して何か言おうとする僕には構わず、無言で淡々と僕の下衣をおろす。
ひんやりとした空気が太ももに触れた。右足を手で持たれ、そこを舌で舐められる。

「ン!」

初めての体験に僕は目を見開いて、声を飲み込んだ。不思議な感覚だった。
しかし舌の動きは止まらず、僕の内股をなぞり始める。

「ああっ……ン……ふ……」

すぐに僕のそれは反り返った。蜜がこぼれそうになる。僕は早漏なのか……いや、海都さんが巧いんだと思う。そんなことを考えていたら、根元をギュッと掴まれた。

「うあ」

動揺して体を起こそうとすると、のしかかられた。そして今度は、胸の突起を唇に含まれる。ピチャピチャと音がした。恥ずかしい。次第に冷静になってきた。どうしてこんな事を頼んでしまったんだろう?

「や、やっぱり止め……うあああ?? や、あ、で、出る!」

制止しようとした時、激しく手を輪にして動かされて、僕は果ててしまった。
涙がこみ上げてくる。気持ち良かった。
だが。
海都さんの手の動きはまだ止まらず、刺激をそのまま与え続けられる。

「え、ああっ、や、やだ、まだ出来ない……くっ……」
「……」
「あ、はァ、ああン、うう、海都さ……うああっ」

その後直接陰茎を口に含まれた。張り詰めていた僕の陰茎を、口へと飲み込むようにして、海都さんが唇を上下させる。ギュッと唇に力を込めて、吸い上げるようにされるともうダメだった。すぐに二度目を放ちそうになる。もう出る。そう思っていたら、実に自然な仕草で、指が一本中へと入ってきた。

「ン……うあああっ??」

第一関節、第二関節と進み、折り曲げられる。
そしてある一点を刺激された瞬間、僕は目を見開いた。全身に痺れるような快楽が走ったからだ。声が震えた。涙が溢れる。怖くなってきて、僕は必死で、海都さんの胸板を押し返そうとした。気持ちいいというのが無性に怖い。未知の感覚だからだ。それも普通ならば、快楽なんて感じないはずの場所で、僕は気持ちよくなっているのだ。

「やだ、やだもう、止めて……止めっ、あ、ペンデュラム……!」

思い出した僕は、慌ててそれを拾った。そして海都さんの前で揺らす。

「終わり……! 止めてくれ!」
「ッ、ハハ」
「……海都さん?」
「後催眠暗示は効果があったけどな、振り子なんて全く無意味だ」
「え?」
「本当に俺が催眠術にかかっていると思っていたのか?」
「え、え? ……あ、あ、ゆ、指抜いて……!」
「ここまで来てか?」
「! な……っン、あ、ああっ、う」

その時海都さんに貫かれた。まだあまり解されていなかったのに、僕のそこはすんなりと受け入れた。
……『まだあんまり?』『すんなり?』
自分のそんな思考に疑問符が浮かんでくる。
それよりも衝撃が強くて、僕は震えた。繋がっている箇所がすごく熱い。
ギシギシと音がなるようなのに、ちょっとキツイのに、なのにそのわずかな痛みすら、快楽に変換されていく。僕は咽び泣いた。

「やぁ、ああっ、あ、ア……?? もっと、もっとして、いつもみたいにもっとぉ??」

……『いつもみたいに?』
僕は一体何を言っているんだろう。混乱が一気に襲ってきて怖い。
だけど気持ちよさに絡め取られて、何も考えられなくなっていく。
ヌチャヌチャと音がした。すぐに熱で腰の感覚がなくなっていく。

その時四十五分を知らせる時計の音がした。瞬間僕の意識は飛んだ。



「……聞いているのか沙織。だから助動詞は」
「え」

我に帰った時、僕はきちっと服を着て机に座っていた。
時計を見れば、もう四時四十五分で、もうすぐ今日の授業は終わりだった。
あれ?
僕は確かに英語の勉強をしていたはずなのだけれど、いまいち頭に入っていない。
集中力、いつから切れていたんだろうな……。

「どうかしたのか?」
「いや、ううん。早く終わらないかと思って」
「ちゃんと勉強しないと後で後悔するぞ」

そんなこんなでその日の授業は終わりを告げたのだった。

翌日。
今日も授業はある。海都さんの部屋に行くと、海都さんは時計の前に立っていた。
僕はいつも二時から五時まで勉強を教わっているのだ。
本日は日曜日である。

「実験に付き合ってもらえないか?」
「実験?」
「何も難しいことはない。ベッドに横になってくれ」

言われたままに僕は横になる。それはとても自然なことの気がした。

「今日もいつも通り、三時になったら窓を開ける、十五分にはコーヒーを淹れる。三十分にはカーテンを閉める。四十五分になると、催眠状態に戻る」

頭を撫でられながらぼんやりと僕はそれを聞いていた。
思考に霞がかかったようになり、視線が虚ろになってしまった。
僕はこの一連の流れを知っている気がした。

「さて、今日も三時から四十五分までの間は、催眠術ごっこでもするか」
「ん……」
「昨日はキスさせることには成功したな。質問させる暗示もうまくいった。ただし最後がな……抵抗感があるとやはり暗示は効きづらいな。『抱いて欲しい』と言えと暗示をかけたのにな」

海都さんが何かを言っているが、僕の頭にはうまく入ってこない。
全てがぼんやりとしていて、頭を撫でられながら、天井の光を眺めていると意識が曖昧になってくる。

「自慰でもさせてみるか。いいか、沙織。俺に催眠術をかけて、自慰をするところを見るように強制しろ。感想も言うように命令するんだ。それが終わったら、玩具を使って欲しいと命令しろ。そして最後に、俺に愛しているか聞け」
「うん……」

その時、時計が3時をさした。
ん、なんだろう。ああそうだ、僕は勉強をしたくなくてベッドにすがりついていたんだった。海都さんが呆れたようにため息をついている。バツが悪くなって、僕は窓を開けた。換気は重要だと思うのだ。

「沙織、実験に付き合ってくれないか?」
「実験……」

その言葉に僕は、無意識にベッドサイドにある箱を見ていた。自然と手に取り、中からペンデュラムを取り出す。確かこれを揺らすと催眠術ができて、その間の記憶は相手からは消えるんだ。多分テレビで見たのだろう。僕にはそんな知識があった。

「催眠術をかければいいのか?」
「ああ。俺になんでもいいからかけてくれ」

端正な顔をした海都さんを見据える。僕は……一つの願望があった。
海都さんに言葉攻めをされながら、一人でしてみたいのだ……。
僕はペンデュラムを揺らした。

「その……見ててくれ。僕がするのを」
「ああ……」

海都さんがぼんやりとした顔をした。その前で、俺は赤面しながら震えつつ、全裸になった。海都さんはそんな僕をじっと見ている。それだけで胸が高鳴った。
僕はおずおずと陰茎へと手を伸ばす。そしてドキドキしながら握った。

「ン、ぁ……ふぁ……んぅ」
「もっと声を出せ」
「あ、あ」
「気持ちいいか?」
「や、ン……気持ち、いい……」
「もう片方の手では乳首をいじってみろ」
「フ……あ、あああっ」
「どんな感じがする?」
「や、やぁ、胸、気持ちい、い……っ」

思った以上に気持ちが良かった。見られているということもあってゾクゾクした。
低い声で命令されるたびに、胸がドクンドクンとした。
催眠術を使って、僕は海都さんになんてことをさせているんだろう……。
出そうだ……そう思った時、3時15分を時計が告げた。あ、コーヒーを入れなきゃ。どうしてそんなことを思うのかはわからなかったけど、僕は起き上がって服を拾ってから、コーヒーを入れた。
海都さんはまだ催眠術がかかっているみたいで、暗い瞳でこちらを見ている。
そう……まだ、かかっているのだ。
まだ命令できる。僕は、もっと気持ちのいいことをしてみたかった。
僕は前に海都さんの机の引き出しを勝手に開けて、その中に大人のおもちゃを見つけたことを想起した。あれを使われたら、どんな感じがするんだろう。こんなことを考える僕は淫乱なのかもしれない。

「海都さん……」
「なんだ?」
「玩具、使って……」
「玩具? そんなものないぞ。どんな玩具だ?」
「大人の……ローターとか……」
「ああ、わかった」

カップを置いた僕の体を抱き寄せるようにして、海都さんがベッドに上がった。
そして机から取り出したローターを、僕の陰茎と袋の間に当てて、スイッチを入れた。

「うあああああああああ」

一瞬で僕は果てた。思いの外強い刺激に、背筋が反り返る。
しかし後ろから強く僕の体を抱き寄せている海都さんの腕からは逃れられない。
そのまま線をなぞるようにローターを動かされた。
目を見開くとボロボロと涙がこぼれた。

「ひゃああああああああ!」

それから鈴口にローターを当てられて、僕は絶叫した。
がくりと力が抜ける。
すると今度は中へとローターを入れられた。

「ひ!」

そして最も感じる場所に押し当てられた。頭が真っ白になり、僕は口からよだれをこぼした。もうわけがわからない。そのまま僕は意識を失った。
だが三時半の鐘の音で、すぐに目を覚ました。気だるい体を引きずって僕は窓を閉めた。カーテンも閉める。海都さんは、ローターを手にしたままボンヤリとしていた。
その端正な顔を見た瞬間、何かが胸をこみ上げてきて、思わず僕は聞いていた。

「海都さん、僕のこと、愛してる?」
「ああ。愛しているぞ」

その言葉に嬉しくなって、思わず僕は海都さんに抱きついた。
そのまましばらくそうしていると、四十五分を告げる時計の音がした。
そこで僕の意識は、曖昧なものへと変わった。

「……今日は成功したな」

海都さんが何か言いながら、僕の髪を撫でてくれた。
しかし声が頭に入ってこない。目が虚ろになってしまう。すると顎を持ち上げられて、触れるだけのキスをされた。

「これまで聞くのが怖かったが、そうだな。そろそろ潮時だな。本心を言え、これは命令だ」
「うん……」
「沙織、お前は俺のことが好きか?」
「……好きだ」

何を当たり前なことを言うんだろうかと僕は思った。すると再び髪を撫でられた。

「じゃあもう催眠術は必要ないか。暗示もな。明日からは恋人になるようにじっくりと口説いてやるよ。さすがに恋心にまでは暗示をかけたくない」


そのまま、我に帰った時、僕は机に座っていた。
今日は数学だったはずなのに、また一切頭には入っていない。
顔を上げると、海都さんが珍しく優しい顔で笑っていた。
何事だろう?

「沙織。お前は俺のことが好きだろう?」
「えっ、あ、な、なんで、そんな……! そんなっ、違う!」
「俺は、本当はお前のことが好きだ」
「!」
「恋人にならないか?」

突然の告白に僕は動揺した。だけど。すごく嬉しかった。
頭の中を、海都さんに抱きしめられるイメージが占めていく。頬が熱くなった。
僕は海都さんを、もうとっくに恋愛対象としてみていたらしい。

「なる!」

こうして、僕と海都さんは恋人になった。
海都さんといると時折意識が飛ぶことがあって不思議だし、海都さんは意地の悪いことを言ったりもするけれど、僕はどんどん大好きになっていった。

そして僕は無事に同じ大学に受かったのだった。